JJ通信 第21号(2006/12/11)

ごあいさつ

貴社ますますご盛栄のこととお慶び申し上げます。翻訳・DTP・印刷のジェー・ジョンソンでございます。
私が日ごろ考えていることやふと思ったことなどを月一回このJJ通信にしたため、皆さまにお届けすることと致しました。
お付き合いいただければ幸いです。
 

たわごと

先日、インフルエンザの予防接種を受けました。去年に続き2年連続です。
 
私の知り合いやお客さんの中でも、一度でも自分でインフルエンザにかかった経験のある人は、たいてい予防接種を受けているようです。私も一昨年にインフルエンザにかかる前は、「そんな風邪みたいなもので、何で大騒ぎするのだろう」と馬鹿にしていましたが、いざ自分がかかってみて、よくわかりました。
ホントにつらかったです。会社は何日も休み、お客さんやスタッフに大変な迷惑をかけてしまいました。インフルエンザは明らかに風邪とは違います。「風邪くらいで、会社を休めない・・・。」というような根性論も通じません。何せずっと起き上がれないのですから・・・。インフルエンザ恐るべし、です。
 

印刷あれこれ

印刷とは切っても切れない関係にある「紙」。PCが普及して、ペーパレス時代かと思いきや、PCのデータを出力するために、かえって紙の出荷量が増えたりしています。
 
ところで、その紙に「目」があるのをご存知ですか?「目」といっても、顔にある目のことではありません。
流れ目のことで、紙の繊維が流れている方向のことです。紙を抄く時に、紙の繊維は抄紙機のワイヤーの流れる方向に並ぶため、「目」ができるのです。不要な紙を何枚か用紙して、縦方向と横方向に破ってみて下さい。すると、まっすぐに破りやすい方向とそうでない方向があるのが、わかると思います。
その破りやすい方向が紙の目の向きです。書籍や冊子などの印刷物では、紙の目が長い方の辺に平行になっています。この逆を「逆目(さかめ)」と言います。逆目にすると、折り目がひび割れしたり、全体がカールしたりして、耐久性がない印刷物になってしまいますので、避けなければなりません。
 
そのため印刷用紙には、たて目と横目があって、最適な方を選ぶことができます。
印刷の見積書の用紙の欄に「コート紙AT 44.5kg 」 にように書いてあるのを見たことがありませんか。その中の “AT" とは、A判のたて目のことです。横目の場合は、Yです。
 
今回は、紙の目についてお話しました。紙1つとっても、印刷に必要な知識は、いろいろあるものです。
 

用語集

<ナンバリング>
 
翻訳テキストを納品する際に、(翻訳文をレイアウト編集しないで、訳文のみを納品する際に)原稿と翻訳テキストを照合するために、それぞれに番号を付けること。
図や表の中の用語などが不規則に並んでいる場合、その用語に該当する訳文がどれなのか判別がつかない。そのため、原稿と翻訳テキストの両方に同じ番号を付けて、判別できるようにすること。
 

お待ちしております

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