JJ通信 第23号(2007/2/13)

ごあいさつ

貴社ますますご盛栄のこととお慶び申し上げます。翻訳・DTP・印刷のジェー・ジョンソンでございます。
私が日ごろ考えていることやふと思ったことなどを月一回このJJ通信にしたため、皆さまにお届けすることと致しました。
お付き合いいただければ幸いです。
 

たわごと

突然ですが、「NPO法人日本けん玉協会」って、ご存知でしょうか。うちの子供が、先日その協会が認定した級、段位取得用の認定けん玉を買いました。通っている小学校の「生活」という授業では、昔の子供の遊びを知るという趣旨で、けん玉、コマ回し、竹馬など、を授業で行っているらしいのです。
 
ただでさえ、以前に比べて授業時間が減って、教科書が薄くなっているのに、「授業で、けん玉・・・?!」と思いましたが、暇さえあれば、任天堂のゲーム「DS Lite」 ばかりしているので、それよりは少しましかな、と複雑な心境です。
 

DTPあれこれ

Windows Vista が発売になりました。5年ぶりのOSアップグレードということで、ユーザーよりもPC関連メーカーの方が待ち望んでいた感がありますが、新しい機能もいろいろと宣伝されています。
3Dビューで、ウィンドウが立体的に表示されるとか、スタートメニューの形状が変わったとかで、見た目の「かっこ良さ」は、確かにあるようです。機能面でもWindows Superfetch というメモリ管理技術で、よく使うアプリケーションの起動時間が短縮されました。
 
ところが、個人的には大変興味がありますが、DTP・印刷業界で業務用に使うとなると、話は別です。Windows Vista が新文字セットに対応したため、新たに約900の漢字を表示できるようになりましたが、Vista 以外のOS で、開くと、文字化けが起こるということが、発売前より問題になっているからです。
 
これに関連して、先日マイクロソフトが、追加された文字と字形が変更された文字を公開したところです。もっとも、文字化けといっても、似た文字に置き換わるので、個人的な使用では、差し支えないと言っても良いと思います。
 
DTP・印刷業界では、プリンタやセッターなどの出力機のドライバーへの対応がまだ先になると思われるため、社内システムを一挙に乗り換えるということは、まずないと思われます。今回に限らず、OSをバージョンアップすることによって、現在問題なく動いているアプリケーションが不安定になる恐れもあって、私どもの業務では出たばかりのOSに代えるのは、あまりメリットがありません。
 
忙しい仕事をやり繰りする中で、普段からPCの不具合やバグに悩まされることが少なくないため、まず第一に「安定性」を重視するためです。もちろん、近いうちにVista データが入稿する時に備えて、研究と検証を怠らないことは、言うまでもありませんが。
 

用語集

<内校(うちこう、ないこう)>
 
内校正の略。お客さんに校正を提出する前に、社内にて、担当オペレータや校正担当者、営業担当者が見直して、誤植や間違いを直しておくこと。(指示通りの校正紙を提出するのは当たり前のことではあるが、常に短納期を余儀なくされているため、内校をおろそかにしている会社も少なくない。)
 

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