JJ通信 第32号(2007/11/12)

ごあいさつ

貴社ますますご盛栄のこととお慶び申し上げます。翻訳・DTP・印刷のジェー・ジョンソンでございます。
私が日ごろ考えていることやふと思ったことなどを月一回このJJ通信にしたため、皆さまにお届けすることと致しました。
お付き合いいただければ幸いです。
 

たわごと

先日、田町のお客様を訪問した帰りに、奇妙なトンネルを見かけました。高さ制限が1.5mで、首を曲げ、少しかがまないと、進めません。一方通行ですが、車も通ることができて、タクシーなどは屋根の上の行灯がギリギリで、かすりそうでした。
 
その上は、山手線、京浜東北線、東海道線、新幹線などが走っているので、長さが200mはあるのでは、と思い、その時は、通るのをあきらめて、引き返しました。
 
帰社後、ネットで調べましたら、正式名はわかりませんが、泉岳寺のトンネルといって、有名なようです。(私は初めて知りました。)ちなみに、自転車なら、首を曲げなくても、通れます。薄暗くて、圧迫感があり、何とも言えない雰囲気のトンネルでした。
 

DTPあれこれ

お客様との日々の校正のやり取りの中で、戻していただいた校正紙を見て、困ってしまうことが多々あります。それは、修正内容を別の用紙(ワードやエクセルのファイル)に箇条書きしてある場合です。(一部の方は、メールに直接書いてこられますが、これも同じです。)
 
整然とまとめてあるので、その書類自体は良いのですが、一通り読んで修正の内容を把握しそれがどの部分の修正かを理解するのに時間がかかってしまい、非効率なのです。赤ペンで校正紙に直接書き込む方が、はるかにスピーディーで、精度が高いと思いますので、それをFAXまたはスキャンして送っていただいた方が大変助かります。
 
例えば、漢字2文字を削除するには、校正紙の該当する漢字に取り消し線を引いて、「トルツメ」と書くだけですから、一瞬と思いますが、●●の写真の横の欄の何行目の文字の・・・という感じで、長々とした説明が必要ですし、校正記号も使えません。
 
お客様の方で、修正の履歴を管理したいのかもしれませんが、修正作業は常に急いでいて、かつ正確さを求められますので、他の方法で管理していただけたら、と思います。それから、最近では校正にPDFを使う機会が増えましたが、これも上手く活用しないと、必ずしも効率良いとは言えないと日々感じています。
 
注意を喚起するために、1,2箇所に「注釈」を入れるのでしたら良いのですが、全ての修正内容を「注釈」機能を使って書き込むのは、必ずしも効率良い方法とは言えないのではないでしょうか。デジタル化が進み、いろいろと便利なツールが出てきますが、「アナログ的」な作業と臨機応変に使い分けることが必要と思います。
 

用語集

<ネイティブチェック>
 
ネイティブスピーカーが、日本人翻訳者が翻訳した訳文を、自然な表現になるようにブラッシュアップ(手直し)すること。別途料金がかかる場合が多い。
 

お待ちしております

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