JJ通信 第42号(2008/9/10)

ごあいさつ

貴社ますますご盛栄のこととお慶び申し上げます。翻訳・DTP・印刷のジェー・ジョンソンでございます。
私が日ごろ考えていることやふと思ったことなどを月一回このJJ通信にしたため、皆さまにお届けすることと致しました。
お付き合いいただければ幸いです。
 

たわごと

毎朝の通勤の際に、同じ時間の電車の同じ車両、同じドアから乗るのですが、隣の駅から一人の車椅子の高校生が乗ってきます。たしか去年の4月頃には母親らしき人が付き添っていましたが、一月もしないうちにその付き添いの人の姿は見なくなりました。
 
雨の日も暑い日も寒い日も一人で通学です。電車の乗降時には駅員さんが板を渡してくれますが、ホームへはどうやって上っているのか?乗り換えはどうしているのか・・・など?私には想像もつかないような「バリア」があるの
でしょうね。
 
もう、高校生活も半分近く終わったでしょうか。最後まで頑張ってもらいたいものです。
 

印刷あれこれ

今年になってから私たちの身の回りのものの値上げが目立ってきました。ガソリンや日用品が大きく値上げされて、節約されている方も多いと思います。
用紙の価格も同じように値上りしています。
 
ご存知のように、印刷料金は用紙、刷版、印刷、製本などを積算して算出しますが、仕様によっては、用紙の価格が印刷料金全体の約2,3割を占めることもありますので、料金に与える影響は決して小さくはありません。
 
用紙価格は、刷版、印刷、製本などの料金とは違って、相場、市況によって上がることも、下がることもあります。原材料価格や需給によって、川上の製紙メーカーが出荷価格を上げたり、下げたりすると、代理店、二次卸商を
経由して川下の印刷会社へと波及していって、エンドユーザーである皆さんの会社への見積料金に反映されるからです。
 
ただ、変動するといっても、円ドルの為替相場のように時々刻々変わるわけではなく、長いスパンで見たときに変わりますので、例えば、これから2008年の下期の予算を計画されるとしましたら、昨年発注した金額ではなく、新たに見積を取って、その金額で計画されることをお薦めします。
特に、今年の春先から夏にかけては、用紙価格は大幅に値上げしていますので、注意が必要です。
 
また、逆に気が付かないうちに、用紙価格が下がっていることもありますので、定期的に同じ仕様のものを発注していても、その都度見積を取ることを厭わないことが大事です。
 
印刷会社の営業マンは、用紙の値上げの際には大騒ぎしますが、逆に用紙の値段が下がっている時は、概しておとなしく、自らはそのことに触れない人が圧倒的に多いように思います。
 

用語集

<和文抄録(わぶんしょうろく)>
 
抄録とは文献を短く要約した文章のこと。特に、和文抄録と言うと、米国特許明細書、米国公開特許明細書、欧州公開特許明細書などをわかりやすく要約して日本語に翻訳した説明文のこと。
 

お待ちしております

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