JJ通信 第43号(2008/10/10)

ごあいさつ

貴社ますますご盛栄のこととお慶び申し上げます。翻訳・DTP・印刷のジェー・ジョンソンでございます。
私が日ごろ考えていることやふと思ったことなどを月一回このJJ通信にしたため、皆さまにお届けすることと致しました。
お付き合いいただければ幸いです。
 

たわごと

1年位前から、小学生の長女に携帯電話を買って欲しいと言われ続けていたのを、ずっと先送りにしてきましたが、とうとう買ってあげることにしました。
 
聞けば、クラスのほとんどが持っているとか?最初は買って欲しいがための方便かと思いましたが、どうやら本当らしいのです。塾の帰りが遅いので心配な親が持たせるというのでしたら、わからないでもないですが、小学生が帰宅後に友達同士で頻繁にメールしているそうです。
 
小学生のうちから携帯とは、何となく解せないですね。
 

翻訳あれこれ

英語のネイティブ翻訳者がスペルをタイピングミスすることは、そう頻繁にはありませんが、他のヨーロッパ言語では、ネイティブ翻訳者が訳した訳文の中に簡単なケアレスミスを見かけることがあります。スペルミスというよりは、語尾変化についての誤りです。おそらくこれは、英語以上に文法、語法が複雑なためと思います。
 
例えば、ドイツ語では、英語の冠詞theに相当する単語が3種類あります。
男性名詞、女性名詞、中性名詞といった名称をお聞きになったことがあると思います。それらは、主語、目的語などの文章中の役割によって、語尾変化しますし、また、複数形の場合も変化しますから、英語では、theを1つ覚えればよかったものが、ドイツ語では格変化を含めると、おおよそ16種類前後のtheに相当する単語を覚えなければなりません。形容詞などの修飾語句がつく場合には、さらに変化してきますので、大変ややこしく、複雑です。
 
これは、フランス語やスペイン語などでも大体同じです。英語が一番簡単と言ってもよいかもしれません。
私たち日本人も、「てにをは」をつい間違えたりしますから、それと同じですね。
 
英語以外のヨーロッパ言語では、複雑に語尾が変化しますから、あわてていると、ネイティブ翻訳者がケアレスミスするのも、やむを得ないのでしょうね。
あらためて、第三者がチェックすることが大切だと思い知らされます。
 

用語集

<ヤレ、ヤレ紙>
 
印刷、製本工程で生じる損紙のこと。ミスなどの何らかの理由で、使えなくなってしまった用紙。印刷、製本の現場での業界用語。
 

お待ちしております

翻訳・DTP・印刷に関するお悩みごと、ご相談等ございましたら何なりとご連絡ください。
営業担当が親身になって、迅速に対応させていただきます。
 
JJ通信に関するご意見、ご感想もぜひお聞かせください。
 
▼お問合せフォーム→https://www.j-johnson.co.jp/contact.html
▼翻訳お見積について→https://www.j-johnson.co.jp/estimate.html
▼JJ通信バックナンバー→https://jj-honyaku.net/wp/backnumber/