JJ通信 第65号(2010/8/31)

ごあいさつ

お世話になっております。
「技術翻訳・DTP・印刷」のジェー・ジョンソンでございます。
今月号のJJ通信を配信させていただきます。お時間が許せば、是非ご一読下さい。
 

たわごと

今年の夏は、本当に猛暑でしたね。毎年暑い、暑いと感じるのですが、今年は特に厳しかったのではないでしょうか。外回りをしていても、すぐに汗が吹き出してきてハンカチが手放せません。
 
ニュースを見ても、熱中症で病院に運ばれる方が後を絶ちませんので、温暖化の影響を身に染みて実感しています。
 
残念ながら9月もまだまだ残暑が厳しいようです。くれぐれも油断なさらずに体調管理にお気をつけください。
 

DTPあれこれ

業界の人間からすれば、当たり前のことであっても、異業種の方からすれば「???」であったり、場合によっては非常識になってしまうことがありませんか。
 
JJ通信でもよくDTPという言葉を多用しますが、そもそもDTPが何なのかよくわからない方もいらっしゃるのではないでしょうか。
 
DTPとは、Desk Top Publishingの略で、写植版下と呼ばれていた印刷前の版下作業をコンピュータを使ってより効率的に行うことです。もっと噛み砕いて言えば、コンピューターを使ったデータ編集のことです。
 
印刷物を手にするまでの流れを大まかに見ますと、
1.デザインを決める(これは今も昔も変わりません)。
 
2.デザインを印刷工程に持ち込めるデータとして整理する(これが昔は「写植版下でした)。
 
3.印刷する。
 
「1」に携わる人々は、主にグラフィックデザイナーと呼ばれており、DTPはその後の「2」の工程を受け持ちます。場合によってはグラフィックデザイナーが「1」と「2」まで行ってしまうこともありますし、DTPオペレーターがデザイン案を作ることもあります。
 
現在、両者をはっきりと区分けすることはできなくなっていますが、それぞれに必要とされる能力は異なっています。
 
「1」ではグラフィックソフトの扱いよりも発想力が必要です。極端な場合ではパソコンが扱えなくても全く構いません。色彩感覚や構成力、物事の理解力なども求められます。
 
「2」では発想力よりもグラフィックソフトを扱う能力のほうが重要視されます。
また、デザイナーのデザイン意図を読み取る想像力や作業の正確さが求められます。
 
従って、ガイドラインを設計し、全体のイメージを提供するのがデザイナーだとすると、DTPオペレーターは、そのイメージを具現化させる実行者と捉えればわかりやすいと思います。
 

用語集

<ロマンス語>
 
ラテン語に起源を持つ言語。フランス語、イタリア語、スペイン語、ポルトガル語、ルーマニア語など。ロマンス諸語、ロマン語とも言う。
 

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