JJ通信 第71号(2011/2/28)

ごあいさつ

お世話になっております。
「技術翻訳・DTP・印刷」のジェー・ジョンソンでございます。
今月号のJJ通信を配信させていただきます。お時間が許せば、是非ご一読下さい。
 

たわごと

花粉症の方々には、つらい季節がやってきましたが、今年はバナナが花粉症に効くそうです。確か去年は、ビフィズス菌がいいとのことで、ヨーグルトがもてはやされたと記憶しています。一体これらは、医学的な根拠はあるのでしょうか?
 
幸い私は、まだ花粉症にかかってはいませんが、「今年こそはついに発症するのでは?」と毎年この時期を恐れております。
これからずっと花粉症にならない体質改善のような予防法があれば、是非知りたいです。
 

DTPあれこれ

UDと聞いて何を思い浮かべますか。会社名?食べ物?お店の名前?
いえいえ、違います。UDとは、Universal Design(ユニバーサルデザイン)の略称です。
 
言語や文化、国籍の壁を越え、また老若男女関係なしに誰でも親しみやすく快適に利用できる設計(デザイン)のことを指します。
 
この「誰にとっても、使いやすく、便利なデザイン」という概念は、フォント(書体)に取り入れられました。
「文章が読みやすいこと」、「読み間違えにくいこと」、「文字の形がわかりやすいこと」というコンセプトから、UDフォントが開発され、採用される件数が増えてきています。
 
例えば、アルファベットの「S」、「Z」や数字の「3」、「8」は焦点がずれた場合には判別しにくくなります。「O」、「C」、「G」もそれぞれ形が似ているため、デザインを重視したフォントによっては、非常に判読しづらくなります。
 
「R」、「B」も、下のほうが隠れた場合には判断しにくいといったように、文字の元々のデザインから端を発する誤解の可能性を回避しているのも、UDフォントの特徴です。
 
最近では、高速道路の標識をはじめ、公共機関の案内版に対して、視認性の良いUDフォントが採用される例が増えてきています。
また、役所などの公共機関の申請用紙、電気製品の操作表示、リモコン表示機器類の取扱説明書、保険の約款などもUDフォントが有効な例です。
 
UDフォントは、当初家電製品や日用品などの10文字程度の語句向けに開発されたフォントでしたが、現在では出版印刷物にも普及しつつあります。
 

用語集

<仕上がり400字>
 
英文和訳の翻訳料金を算出する単位。翻訳後の400字を1枚として計算する。
ワープロやパソコンが無かった時は、400字詰め原稿用紙を使用していたために用いられた。現在では、翻訳前の英文の数を基に計算する方法もある。
 

お待ちしております

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