JJ通信 第108号(2014/3/31)

ごあいさつ

JJ通信は普段なかなかお会いできない皆様への月一回発行のメルマガです。
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たわごと

先週の金曜日の夜、仕事を終えて駅に向かうと人身事故で電車が止まっていました。
 
金曜日の11時過ぎ、運転再開を待つか、迂回して帰るか悩みましたが、再開しても酔っ払いに囲まれてすし詰めの電車に乗るのは気が引けて、結局迂回して帰りました。
 
中央線に乗り、最後にタクシーに乗って、自宅近くの踏切で止まると、遮断機がおり、なんと運転を再開した電車が何とガラガラの状態で過ぎ去っていきました。
 
何のための迂回だったのか・・・。何とも言えない週末の出来事でした。
 

印刷あれこれ

「見当をつける」というと、一般にはだいたいの予想を付ける、はっきりしないことに対して見込みをする、のような意味ですが、印刷用語での「見当」は全く違う意味になります。
 
「見当が甘い」、「見当不良」、「見当ずれ」のように使われて、用紙の表裏の位置をあわせることや、多色刷りの際に同じ印刷面の各色版の位置を合わせることが「見当」の意味です。
 
版の位置を動かして、正しい位置に来るように実際に印刷機を調整することは、「見当合せ」と言います。「見当ずれ」は、「版ズレ」の方が印刷業界以外の方には馴染みのある用語かもしれません。
 
ご存じのように、カラ―印刷ではC, M, Y, Kの4つの版を使って印刷しますが、見当があっていないと、例えば、輪郭がぼやけて見えたり、抜き合わせの箇所に隙間ができて、紙の白地が見えてしまったりします。
 
それを防ぐためには、製本する前の刷本のトンボをルーペでのぞきます。その際にM版が左に寄っているとか、C版のシアンの色が右側にかすかに見えているならば、4つの版が完全に重なるように印刷機での版の位置を調整する必要があります。
 
印刷の現場では、印刷機に用紙をセットして、試し刷りを行いながら、用紙を抜き取って、見当を確認しています。また、Okとなり、印刷機を回し始めた後でも、途中で用紙を抜き取って、ズレていないかを確認しています。
 

用語集

<マッチ率>
 
翻訳メモリを使って印刷する際に、原文が既存の翻訳メモリに対して、どれ位の割合で一致しているかを表す比率
 

お知らせ

●本日は期末の最終日で、DTP制作の仕事のピ-クは過ぎました。明日以降は余裕があり、クイックな対応が可能です。
 

お待ちしております

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