JJ通信 第122号(2015/5/29)

ごあいさつ

JJ通信は普段なかなかお会いできない皆様への月一回発行のメルマガです。
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たわごと

昨日の朝、うちのスタッフのPCが突然起動しなくなりました。その前日まで何の前触れもなかったそうで、朝から大騒ぎで、復旧したのは夕方でした。
 
昨日はそれを見ながら、自分のPCのアドレス帳とお気に入りをバックアップして、デスクトップも少し整理しました。
 
PCの故障・トラブルはいつかは来ると思っていても、バックアップはつい後回しにしてしまっている方多くないでしょうか。私自身も反省しました。
 

翻訳あれこれ

パソコンのキーボードでスペースキーを押すことで、簡単に漢字とかなを変換できるためか、メールで不自然な表記をよく目にします。
 
よく見るのが、「有難うございました」や「有難う御座いました」です。これは、一般的にはひらがな表記と思います。「御手数をお掛けしますが」もよく見ますが、これも「お手数をおかけしますが」が自然ではないでしょうか。
 
漢字表記にするかひらがな表記にするかの使い分けは、日本語に翻訳する際にも注意すべきことの1つです。
 
キーボードで簡単に変換できるので、つい漢字に変換したくなりますが、ひらがな表記の方がよい場合も少なくありません。
 
例えば、「又は」、「更に」は、「または」、「さらに」の方が一般的です。
「出来る」、「分かる」、「判る」、「解る」の表記も、「できる」、「わかる」のようにひらがな表記をお薦めします。
 
「下さい」と「ください」、「~の時」と「~のとき」、「~等」と「~など」、これらは、事前にどちらかに決めておくのがよいのではないでしょうか。
 
多くの翻訳会社では一般的なスタイルガイドを設けていますので、漢字・ひらがなのどちらかに決めていますが、特許や法律などの文書では漢字表記が多いなど、業界や業種による慣習もありますので、和訳の案件が多い場合には翻訳会社と事前に打ち合わせて決めておくとよいと思います。
 
いずれにしても、どちらかに決めて、文書内で混在せずに統一されていることが望ましいです。
 

用語集

<カーニング>
 
欧文組版で、ある文字と文字が並ぶ際に、本来の規定値よりも送る量を減らして、字間のスペースを詰める(字寄せ)ことをいう。
 

お知らせ

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